1歳9ヵ月の息子ですが、1歳半健診をちょっと前に受けました。
(コロナで健診日が遅れています。受けた時点では1歳8ヵ月でした)
まだ、一言も発語がないです!
ママもパパも、ブーブも、何一つしゃべりません!
これからどう成長するのかは分かりませんが。
どこかの誰かが、
「これはできるけど、これはできない。同じような子はどう成長したんだろう?」
「同じように、一言も単語を話さない子は、1歳半健診でどうだったんだろう?」
と調べ、ほんのわずかな人がこのブログに辿り着くかもしれないので、今の発達・成長具合を書いておこうと思います。
ついでに、検索で来た人は引っかかった子のその後の話を今すぐ知りたいとも思うので、同じく引っかかった長男(現在小6)の話も、最後に書いておきます。
まぁ、どんな経過を辿るにせよ、人それぞれと言ってしまえば、それまでなんですが。
それでも気になるものかなー、と思うので。
次男にも、かつての長男にも、いわゆる言葉のシャワーをかけたり。
テレビも1~2時間にしたり。
身体を使った遊びをたくさんしたり。
言葉の発達にいいとされてることは、日々やってた(やってる)のが前提です(^^)
1歳半健診の流れ
うちの地域は、ということになってしまいますが。
まずはコロナ禍なので、額でお熱の測定。
ここで、我が息子は号泣!!!
早いよ。
場所見知りなんで仕方ないですね。ベビーカーに乗っている時は基本大丈夫なんですが。いきなり他人に、額をピっとやられ、場所見知りと人見知りのダブルパンチだったんでしょう。
第2子は13時5分からでした。
眠いのもあったかもしれないですね。
最初に歯科検診。
もちろん、号泣。
次にオムツ1枚になって、身体計測。
当然、号泣。
身長は87センチでした!
そのまま、診察。
えーんえーん。
発達状況の検査。
号泣で、何もできず。
そのまま熟睡(笑)
家での様子を話しました(^^;
本来なら、積み木と指差しの検査をしたんでしょうが。。。
栄養相談。
熟睡。受付で提出した「前日の朝・昼・夕食」を元に、アドバイスをもらいます。
このままでオッケーと言われただけでした♪
このあたりで、どこからかお姉さんが現れて。
「まだ発語がないということですよね。よろしければ、2歳3ヵ月頃にお電話してもいいですか?」と聞かれました。
「あー、はい分かりました」
という会話だけで、終了です(笑)
何かのパンフレットも後日届くそうです。
親子教室の案内とかかな。
長男の時も引っかかったんで、確かそうだったような。
最後に、フッ素塗布。
希望者だけ、受付でお金を払って塗布してもらいます。
さすがに次男、起きて泣いてました。
という流れでした!
発語なしの現在の息子の発達状況
積み木はちょっと前まで積めたんですが、レゴデュプロを買ったら、ブロック同士はくっつかないと気が済まない男になってしまったんで。積むだけなのは今は嫌いです。
缶詰は楽しんで積んでます(笑)
指さしはします。
が、絶対に成功するのは車や電車類の乗り物と、犬とかそのへん。
大して興味のない魚なんかは、どれかなーと聞いてもたまに間違えて隣の絵を指さすんですよねー。興味がないことは、どーでもいい感じです。
で、発語はなし、と。
この3つが1歳半健診の検査内容ですね。
あとは、自閉スペクトラム症の子のよくある特徴に当てはまるかどうかを、比較しておきましょう。
(1歳9ヵ月時点で)
あやしても目が合わない、反応が乏しい
これはずっとないです。
目線はよくあいますし、目線でもって訴えてきます(笑)
目と目があって、笑いあうこともよくあります。
人見知りや親の後追いがない
人見知りは強いですね。
後追いも酷かったですが、最近は「トイレに行ってくる」と言えば、はいはいという感じであまり来ません♪
表情が乏しい、または不自然
喜怒哀楽は、はっきりしています。
が、外に出ると、表情が突然乏しくなります。
一人遊びが多い、ごっこ遊びを好まない
1人でもくもくと遊ぶタイプではなく、私に一緒にいてほしがりますね。
ただ、ごっこ遊びや見立て遊びをしません!
車を走らせたり、人形にちゅーはしますが。
人形に玩具のご飯を食べさせる、などはしません。
ものを並べるという遊びが好き
並べないです。
偏食が強い
何でも食べますね。
食に問題はないです。
名前を呼んでも振り向かない
読んだら振り向きます。
児童館の職員さんが呼んでも、振り向きました♪
抱っこや触られるのを嫌がる
抱っこも触れ合いも、大好きです。
他者への関心がない
他の子への関心はあるようで、公園では同じくらいの子をじっと観察したり、そうっと触ろうとしたことも(笑)
公園で誰かがやっていたことを、その子が帰った後にマネしてやってみることもあります。
つま先立ちやつま先歩きをする
3日に1回くらい、5秒くらいしている気がします。
頻繁ではないですね。
クレーン現象がみられる
クレーン現象とは「親の手首を持って、欲しいものに近づける行動」です。
しますね。ただし、指差しもしますし、親の服を引っ張って要求することもあります。
見せたい物は持ってきます。
発語がない分、全てを総動員して訴えてきている気がします。
感覚過敏がある
ないような?
工事の音もドライヤーの音も掃除機の音もへっちゃらです。食事で手が汚れると、取ってーと突き出してきますが。砂場遊びで、手が砂だからけになっても「あ、ついた」という顔をしますが、気にせず遊んでいます。
食事で汚れて取ってと訴えてくるのは、私のせいかもしれません。手についたまま目を触って腫れてしまうことがあってから、すぐに拭き取っているので。
逆さバイバイをする
自分側に手のひらを向けてバイバイするのが、逆さバイバイです。
実は、バイバイ自体、してくれません!
「いないいないばーしてー」はしてくれます。
「パチパチしてー」もしてくれます。
「タッチ!」と言えば、私の手にタッチしてくれます。
バイバイは音が鳴るわけでもなく、面白くないんだと思います。
面白くないことは徹底的にやらないという、こだわりの強さを持ってるんですよねー。
「オウム返し」をする
発語がないんで、まだ分からないですね。。。
こだわりが強い
これは、強いです(笑)
したいことしかしません!
「ママの服持ってきて」は、「外出できる」と分かっているんで、即してくれます。
「消防車持ってきて」も、消防車の玩具で一緒に遊べると分かっているんで、します。「ないないして」も、思い切り玩具をないないすると「ガシャン」と音がするんで、します。
しかし!
「オムツ持ってきて」は、別に交換しなくていいし...と思っているんでしょう。
しません。が、うんちの時は替えてほしいのか持ってきます(笑)
それ以外でも、家に帰ってきた後に「ママのジャージとって」とかは、「どこにも行けないんでしょ」と思ってるっぽくて無視です。
徹底して、やりたいことしか、しません。
人見知りは強い気はしたんですが。
ママ友と子供というペアなら、自宅に来ても大丈夫でした。
児童館の職員さんも、話しかけられても平気。
なら、場所見知りはというと、ベビーカーに乗ってさえいれば、どこに行っても平気。乗っていなくても、水族館のイルカショーは大丈夫でした。
児童館への場所見知りも、2回目からはほぼなし。
が!強制感のある場所が駄目です!
幼児園の親子教室が徹底して駄目です。
毎回泣いてます。
1歳半健診も泣き続けていました。
ベビーカーから降ろされ、「何かをさせられる感」が駄目なようです。
なので、「発語なしでこだわりがあり、指図されるのが嫌い」って感じですね。
手遊びもしませんが、じっと見てきます。
一本橋こちょこちょは好きで、歌い始めると手を差し出すくらいはします。手遊びで、高い高いする部分があるところは、にっこにこで抱きついてきます。
なのに、音楽に合わせて自分では踊ったりしないんですよね。嬉しい時に、体を揺らして喜びを表現する時はあるんですが。
発語はないものの、意思はかなり通してもきます。
- 玄関近くのゲート前で何かを訴える→トランポリン(ジャンピングボード)を出せ
- キッチンの前で何かを訴える→お茶を出せ
- キッチンの前で激しく何かを訴える→お腹空いた
- 私のズボンや自分の靴下を持ってくる→外に行きたい
- テレビの前で何かを訴える→テレビをつけろ
- ボールを私に渡して遠くに行く→自分に転がして
- ボールを私に渡して近くに座る→ボールを回転させて
- 型はめパズルを渡される→失敗したからママがやれ
- 図鑑の乗り物ページを開いて渡される→「~はどれかな?」遊びをして
- 普通に絵本を渡される→読んで
- 玩具の包丁を渡される→上手くできなかったからママが割って
- おえかきボードを渡される→絵を描いて
- 亀の人形を渡される→僕の体に乗せて
- 亀の人形と毛布を渡される→いないいないばー遊びして
- 私の両手を自分のお尻に持ってくる→オムツが食い込んだから直して
- 私の両手を私の頭におく→「こっちむいてうさぎさん」の手遊びをして
- 私の片手を上に持っていく→バイバイして、僕は扉の向こうから扉を閉めるから
- 兄ちゃんの側に私を連れていく→僕と遊ぶように促して
こんな感じで、1日中要望に応えている気がします(笑)
家事などがあり要望に応えなくても15秒くらい怒るだけで、すぐに機嫌は直るので困ったりはしていないですが、疲れますねー。
そんなわけで。
言葉が遅れているだけか、知的障害があるのかは3歳あたりにならないと分からないですし。早めに集団生活のルールを覚え、保育園が自宅のように安心できる場所になるのがよさそうな気がします。
1歳の途中で保育園に入り、2歳クラスに上がって数ヵ月あたりで、診断や加配は必要そうですかと先生に聞く感じですかね。
加配がついても問題があるなら、療育センターと両方通う選択肢も出てくるかもしれません。療育センターに園に入る前に通うことで、逆に幼稚園や保育園に断られるということも、よくある話です。
次男の特徴をふまえた上で、診断だけで加配がつく長男も行っていた、のびのび~ゆるゆる~少人数~な公立保育園に入れようかと私の中で決めました。
本当は、役員の仕事があんまりない園がよかった。。。
ちょっとしんどかったから、次の子ができたらここ以外にしようって、思ってたのになーーーー。
今後次男がどうなっていくかは、たまに書いて、この記事にもリンク先を貼っておきたいなーと思ってます。
同じように引っかかった長男の話
そして……長男(現在小6)も1歳半健診で発語が3つだけで引っかかりました。
どんな子だったかといえば、幼児園の1歳児クラスの親子教室などは、参加せずに後ろの方でフリーダムに遊び、好きなことしかしない感じでした。つま先歩きも逆さバイバイもオウム返しもなかったです。
次男と似たような感じでした。
2歳手前で保育園に入りましたが、最初10分くらい泣く程度だったと言われた気がします。3日で慣れて、泣かなくなりました。
「心の準備」がないとやりたくない系だということは分かっていたので、「今日は保育園でこんなことやるよ」と前もって説明するようにしていましたが。
2歳児クラスでのことです。
よりにもよって、プールの前日には説明したものの。
当日の朝に説明をし忘れてしまい。
「今は服を脱ぐ時じゃない!!!」
という気持ちだったと思うんですが、プール初日は完全拒否。
「こんなことは初めてだし、こんなことが何度もあると1人では対応できない」と感じた先生から、「一緒に診断してもらえる場所に行ってほしい」と言われました。
加配の先生をつけるためですね。
軽度の何かはあるだろうなと思っていたので、私自身はすんなり受け入れた感じです。
そこで先生も一緒に療育センターに行って「アスペルガー症候群」だと診断され、加配の先生がついたんですが。
保育園の先生からは「今まで困ったことはその1回きりで、加配の先生がつけば困ることはない」と説明を療育センターさんにしていましたし。
私自身も困っていることはなかったのでその旨を話し。
療育センターの方から、当時の私にとってはびっくりするような事を言われました。
「家庭でも困っていなくて、保育園でもそんな感じなら、場所見知りの強いこの子には療育センターはマイナスになるかもしれませんし、半年に1回様子見のために来てもらうだけでいいですよ」
と。
療育はいいって話がネットにはあふれているんで、驚きでした。
でも、実際そうだったなと振り返ると思います。
DQは平均以上あり。先の見通しも、話せばきちんとつきました。
プールの授業も次から「プールだからね」と朝私が言えば、ちゃんと言われた通りに水着に着替えて無邪気に遊んでいたそうですし。3歳からは強いこだわりなんかも、ほぼ消えました。先生からも「あれ以来1度も困ったことはないです」と言われ、加配の先生は保育園見学に行くと違う子についてました(笑)
療育センターも、半年後に行ったら「問題なさそうですし次は1年後で」と言われ。
その後は1年半後になりました。
年長でも「他の子と何も変わらない」と先生からも言われ、小学校には申し送りをしないことに先生とも相談して決めました。今も、かなり不器用という部分はあるんですが、それ以外は運動も勉強も何も問題なしで。
友達とは、家でゲーム禁止の子とトラブルが少しありましたが、その問題もなくなりました。他の友達とも仲良く遊んでいます。
担任の先生からは保育園の時から小6の今まで、「穏やかで優しくて、皆に好かれている」と言われています。毎回、家庭訪問でも個人面談でも言われるんで、「おっ、またきたな」って感じです。ついでに「イケメンで優しいから、女子からもかなり話しかけられてますよ」とも言われます(笑)
それが、強いこだわりのみの長男のケースです。
rakuni-kosodate.hatenablog.com
ただ、「不器用」な部分はあります。
相手の立場で考えることはできますが、「サッカー」など、瞬時に察することが必要なチームワークが必要な競技は苦手です。
何かを決めたり考えたりする上で、「他の人とは少しだけ違う脳の経路で考えている」と私は思っています。本人が最も納得するような形で、何でも説明するように心がけて育ててはきました。
こだわりが強いって言っても、絶対に理由があるはずなんですよね。
「麺と具を分けて食べたい」という特徴が小さい時はありましたが、麺を噛みきるのが苦手で、普通に食べられる具と混ざっていると全部食べにくいからだったんだと思うんです。箸の使い方が上手くなり噛みきるのも上手くなったら、それは消えました。
保育園から真冬でも帰りたがらない時もありましたが、それも自宅に帰ると私がキッチンにこもってしまうからでした。帰って15分くらいガッツリ遊ぶようにしたら、それもなくなりました。
逆上がりなども、「年長さんの運動会でやるよ」という動機づけで一生懸命取り組んでいましたし。
動機づけをしっかりしてあげれば、何にでも挑戦してできるまで頑張っていました。
英語が好きで3歳児健診では「全て英語」で答えていました。
3歳後半頃から、やっと滑舌がよくなってきて日本語もしっかりしゃべられるようになったら、逆に英語は消滅しました(笑)。たぶん、口の発達的に英語のが話しやすかったんだと思います。
「英語へのこだわり」ではなく、単にしゃべりやすさの問題だったんでしょう。
こだわるなーと思う部分が他にもあった気はしますが。その理由を探り当てて理由になっていること自体を解決すれば、問題もすぐになくなったという印象です。
長男のケースでは、ということですが。
今後も、診断名ではなく自分の思考の癖や特徴なんかを捉えた上で、将来のことを考えてほしいなと思っています。本人も「自分はこういうのは苦手、こういうのは得意」というのはハッキリ自覚しているので、診断されたことがあると伝える日がくるのかこないのかは分かりません。
今は駄目だと思いますね。
「どうせ俺はアスペルガーだから、そーゆーの無理だから」と言い訳に使いそうです。
結局療育センターも、本人が将来「病まない」ために「困り感」を減らすためにあるんだと思うんですよね。必要か必要でないかは、周囲と相談しながら本人の特性を見ながら、が1番いいのかなと思っています。
でも、集団生活は早めに必要だとは思います。本人に合うような場所での、ですね。スパルタ系幼稚園は絶対合いません(笑)
もし長男に告知するとしたら、子供ができて、その子に何かありそうだったらかもしれないですね。
正直、遺伝はあると思います。
「感情より理屈で考えやすく、その理屈も自分ルール」
「自分ルールを逸脱することがあると、パニックを起こしたように激怒りする」
という父親とその親族なので。
私自身も、思考がアスペルガー寄りだと感じています。
父の特徴もふまえ、息子には「おかしな自分ルール」ができないような声かけをしてきました。
長男はそんな感じで「不器用で察する事が苦手だけれど優しい男の子」となっていますが。次男はどうなるんでしょうね。
!!!以下追記!!!
現在、次男は3歳半です。
公立保育園に入り、加配の先生もついています。
その話はこちら↓
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