ゲーム禁止にされた息子の友達が、去年はほぼ毎日のように息子のゲームを借りるために来ていました。
家、ではないです。
次男の昼寝があるので、自宅は禁止にしていて。
うちのマンションのひさしがある、ちょっと暗いところで、ほぼ毎日。
マンションの人から文句が出ないかなーと、ずっと危惧していたんですが。
小6になってちょっと落ち着いてきたので、ゲームのメリットやデメリット、ゲーム禁止の弊害と、ゲームとの上手い付き合い方について、書いておこうと思います。
ゲームのデメリット
子を見ている親にとっては、デメリットの方が強いと思います。
- 途中でやめられない
- ご飯やお風呂や宿題などが、後回しになる
- 親との会話がほぼゲームの話で占められる
- 課金をしたがるようになる
- 友達とボイスチャットをしていると、うるさい
- すぐに新しいゲームを欲しがる
- 他の遊びに目が向かない
- 外にも行きたがらなくなる
- ゲーム中心の生活になる
- 依存症になる可能性がある
- 勉強がおろそかになる
- 負けた時に本気で怒っていて目障り
- 視力が低下する
- ルールを作っている場合、簡単に破られる
- 隠れてゲームをやろうとする
パッと思いつくだけで、これくらいでしょうか。
こんな我が子を見ていると、ゲーム禁止!と言いたくなる親もいるかと思いますが。
それを上回るほど、弊害が大きいなぁと個人的には思います。
ゲームのメリット
メリット自体は、デメリットよりも数は少ないですね(笑)
- オンラインで友達と遊べる
- 友達との話題が豊富になる
- 楽しいことが増える
- パソコンで不明点を調べる癖がつく
- ルールを設けることで生活にメリハリがつく
あたりが、パッと思いつくところですね。
他に、マインクラフトならコマンドを勉強して、一字一句間違えずに入力することが必要なのでミスを減らすコツが身につくかもしれませんし。
文章が多いゲームなら、語彙力がつくかもしれません。
ゲームで先に進めずパソコンで調べて、が当たり前になるので、キーボードを打つのも速くなりますし。
何でも親に聞く感覚から、自分で調べるのが当たり前、という感覚になるのも、いいことだと思います。
昔は小学生ってプロレスごっことか危ないことをしている印象でしたが。
少なくとも、息子の小学校では、ゲームの話のお陰でそんな遊びをする子はいないようです。
ゲームのお陰で、ずいぶん平和になったなーと思います。
クラスメイトともフレンドという形で、10人以上とつながっているようです。
ゲーム禁止の弊害
毎日同じ子が「ピンポン」とくるんで、辟易していました。
次男が昼寝中なのに、起きてしまうし。
ゲーム禁止が問題ない子も、もちろんいます。
そこまで興味がなかった子は、他の分野に目がいって逆によかったという子もいるでしょう。
でも、ゲームが大好きな子から強制的に取り上げると、大きな弊害があると思います。
- 友達に必死になって借りようとする
- やりたいゲームも指定するため敬遠される
- 友達との話題が少なくなる
- 大人になってから反動がくる
あたりですかね。
毎日友達と無理やり遊ぼうとして。
やりたいゲームを指定して。
ジョイコンを分けて友達と一緒に使用できるゲームに限定される。
そうなると、
「無理矢理遊ぶ約束をさせられたけれど、遊びたくないから待ち合わせ場所に行かない」
という子も出てきて。
自宅を知られているうちが、ピンポンされるわけです(笑)
友達と話す話題もなくなり。
変なちょっかいや悪戯をするようになり。
どんどん嫌われていく。
優しい息子への負担が相当増えて。
常にまとわりつかれ、「俺のストーカー状態だ」と言っています。
(男の子ですが)
その子は、親のことを「ウザイ」とか「クソが」みたいなことを言っているようですし。
やりたいものを強制的に取り上げると、仲も悪くなりますよね。
小学6年生になり、今月に入ってやっと週1になりました。
先生も見かねて声をかけてくれているからかもしれません。
(相手の予定や気持ちも大事にしようね、と)
本人が、「約束していない時は来ないで」「今はコロナが広がってるし遊びたくない」と何度も何度もずーーーっと言い続けてきたのが効いてきているのも、あるんでしょう。
(今までは、嫌だ!遊ぶんだ!って感じで押し切られていたようですが)
とにもかくにも、完全禁止は弊害が大きいんだなぁと、改めて思いました。
ゲームとの付き合い方
友達とトラブルを起こさない事だけを前提にした、ゲーム許可時間は。
学校のある日:18時まで
学校のない日:5時間
だと思います。
友達の家に行けば18時までやり放題!
となれば、遊び目的ではなく、ゲーム借り目的で行くことになるでしょう。
だから、平日は18時までです。
休日は、2時間制限あたりにしてしまうと、
「友達の家に行くとさえ言えば、13時~18時までやり放題!」
となれば、ゲーム時間を増やすために友達の家に行くでしょう。
なので、どちらにせよ同じ時間となるよう、18時-13時=5時間です。
もっと細かくするなら、午後に突然友達が「遊ぼう」と迎えに来る可能性も考えて、午前は2時間まで、午後は3時間、とするといいかなと思います。
約束なしの遊びでは3時間しかできない、あたりは落としどころとしてはいいかと。
スイッチは、アプリで管理できるので、こういった制限ができていいですね。
時間になると、ぶちっと切れてしまうので、素晴らしい(笑)
ちなみに、うちのルールは少しだけ違います。
以前、記事に書きましたが。
学校がある日はまず、18時までは2時間制限でオーケー。
ただし、フレンドが集まりやすいのは19時以降なので。
宿題や夕飯、風呂と子供部屋の片づけが終わったら、学習プリント1枚につき1時間増やし、最大追加2時間までの増加で21時15分に自動的に切れるようにしています。
夕飯やお風呂や宿題など、せっつかなくても自主的にやるので、親としても楽です。
学習プリントもやり、答え合わせは私がするので、我が子の理解度も分かります。
次に学校がない日ですが。
2時間までは、自由。
それ以降は、学習プリント1枚につき1時間で、最大3時間追加です。
合計5時間までなのは、変わらずです。
子供同士でトラブルが起きず、フレンドと楽しくゲームができて、親も楽、という条件を満たすのは、ゲーム大好きっ子の場合、このあたりが落としどころかなーと思っています。
ちなみに、私は中学生の頃から乙女ゲーが好きです。
今も、アンジェリークルミナライズをやっています。
早く、スペードの国のアリス出ないかなーと待っています。
ゲーム、楽しいから、しょーがないですよね(笑)
あ!ちなみに学習プリントは「がんばる舎」です。
教科書とリンクしているんで、お勧めです♪
rakuni-kosodate.hatenablog.com
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