息子は小さい頃からかなりの不器用です。
発達性協調運動障害なのでは?と勝手に思っています。
それでも幼児の頃は、
「今後保育園で何をやるかを知っておいて、あらかじめ特訓しておく」
という方法で乗り越えてきました。
1つ例を挙げるなら。
小学校の入学前の「名札を服につける特訓」ですね。
「こうやって、つけて」では息子は絶対にできません。
- 針の部分を下に押す
- 横にずらして外す
- 針の反対側の真ん中へんを右手の親指と人差し指で持つ
- 服を左手の親指と人差し指でつまむ
- つまんだ服へ、体と平行に針を刺す
- 針の長さより少なめの布の長さで針を出す
- 左手の親指で針を下からあげて、右手の人差し指で反対側を押さえ、針を戻す
と、手順を1つずつ示して言葉にしながら特訓しなければ身に着けられません。
どこかの記事で見ましたが、洗面器で頭にお湯をかけようとしても、後ろにいってしまってお湯がかからない、とか。
雑巾を上手くしぼることができない、とか。
色々ありました。
全て、名札のように特訓でした。
前髪近くに洗面器のヘリを置いて、ジャバーして、どの辺りでどこにお湯がかかるのか身に着ける特訓。
雑巾は、左右の手で違う方向に回さなきゃいけないだけでなく、一度手を離してより強く絞らなければならないことを何度も実践する特訓。
しかし、高学年になると、あまり親に話してくれなくなるし。
学校からも「今後何をするか」を親には伝えてくれません。
知らないうちに、酷いことになっています。
授業中に終わらなかったり。
何もできず「授業中、何もしなかった」かのような結果が残ります。
なので、異常に不器用な小学生を持つお母さん達に言いたい。
次男もその可能性はあるので、自分自身にも改めて言いたい。
数ヵ月に一度。
ちょうちょ結びを定期的にさせてみる。
長男、小5で完全に忘れていました(1年前にはできたのに)。
家庭科なら、玉結びや玉止めをたまにさせてみる。
長男、完全に忘れていました(半年前にできたのに)。
小学5年生の前半で、なみ縫いの練習もした方がいい。
持ち方が酷かったです。プールの飛び込みでもするような針の刺し方をして、布を持つ手も逆手。4本の指が上に出てくる形でした、真っ直ぐなんて、とても縫えませんでした。
入学前に、お鍋の中の水をお椀に入れる練習をさせる。
お玉の持ち方、入れる角度、お椀の持ち方、お椀を持つ場所。
不器用な子は、それらがとんでもないです。
給食当番の時、めちゃくちゃこぼします。
最近だと、図工の時にデザインを考えることができず、皆が色塗りしている時にまだ下書きができていないという事態に。
なので、こんな本を買いました。
書き方を暗記するのが、手っ取り早いです。
下書きの段階で何も書けなかった時、「これを書こう」と何回か書いて覚えて学校に行くのがいいですね。
難しい絵は描けないので、ちょーどいいラフさです。
不器用だと、「真似してやってね」ができないんですよね。
ラジオ体操も、何かヘンだし。
学校では「こうやってやるのよ」と遅れている息子に気づいて、先生がお手本をやってくれたりするらしいですが。
お手本を見ても、さっぱり分からないので、結局何もできないんです。
それが、家庭科の「なみ縫い」でした。
半年くらい前に家で特訓したのになー。
定期的に思い出させる作業も、した方がいいですね。。。
他にも色々あった気はしますが、すぐには思い出せないので。
思い出せたら、ここに追加しておこうと思います(^^)
rakuni-kosodate.hatenablog.com