何回か記事に書いていますが。
小学5年生の息子。
漫画は好きですが。
字だけの本は嫌いで、全く読みません!
学校で読んで気に入った小説があれば即!買って。
図書館でも、息子の好きそうな本を選んで渡し。
(息子は図書館でも漫画しか選びません)
好きなものなら読む気になるかと思って「鬼滅の刃」の小説も買いました。
駄目です!面倒くさくて1日数ページ読む日があるかどうかです!
わざわざ小説を読まなくても。
面白い漫画があるじゃぁ、ないか。
という考え方なんですよね。
という訳で。
小説の面白さを知ってもらい、自主的に読んでもらう事は諦めました。
いつか、運命の出会いがある事でしょう。
それに、期待します。
小説の面白さではなく!
必要なのは、小さなゴール!
ゲームのような達成感!!!
と、いう訳で、購入して、毎日文字を読ませる事に成功した本がコレです。
見開きの文章をタイマーで計って、1分で読めるようにする速読本です。
なかなかに、文章量、考えられています。
全て、送り仮名ありです。
表紙を見て、「小さい子用なんじゃないのー?」と言っていた息子ですが。
むしろ、高学年で良かったと思います。
結構レベルが高い。
最後の方、大人でもキツイです。
ここら辺までは、低学年でもすぐタイムは縮まっていくんでしょうが。
ここから、古文が多くなり、耳慣れない言葉が多く、なかなか1分切れません。
『いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に』のような文章ですね。
最初は2分かかるものも、あります。
- 石川啄木の短歌
- 小林一茶の俳句
- 松尾芭蕉の俳句
- 平家物語
- 源氏物語
- 枕草子
- 徒然草
- 百人一首 (小倉)
- 日新公いろは歌
- 千曲川旅情の歌
- 雨ニモ負ケズ
- 高村光太郎の詩
- 坂村真民の詩
- 東井義雄の詩
- 学問のすすめ
ここから、漢文になり、より難しくなります。
『仲尼居し、曾子侍せり』のような文章ですね。
ゲーム感覚で、読めるところがいいですね!
「なにこれー!」と笑いながら読んでいます。
1日1分程度なら、読んでやんよ。
と言って、続けている息子。
何だかんだで、1日3作品くらいは読んでいます。
やはり、文章を速く読むのは、いつか来る高校受験等でも必要なスキルですしね。
とりあえず、毎日わずかでも読んでくれれば、と思っています。
声に出して読みたい日本語にも通じるものがあり、なかなかに大人でも面白いですよ!
1分超えると悔しくて、私もやっています(笑)
「お母さんもコレやってみてよ」と難しいのを息子が持ってきますしね。
本人のモチベーションとしては。
1分で読むぞという、ゲーム感覚。
お母さんとの、難しさの共有間。
できた時の達成感と、お母さんからの誉め言葉。
かな、と思います。
私が関わらなかったら、やめてると思います(^^;
私が関われる事が、最大のポイントですかね。
甘えっ子気質、高学年になっても変わりません!