確定申告を郵送で行う場合、「通知カード」や「免許証」の写し、「生命・地震保険料控除」の書類等を台紙にのり付けして、一緒に同封しなくてはなりません。
しかし、台紙1枚におさまらない場合はどうしたらいいのか。
など、少し悩んで税務署に電話で確認したので、参考までにご紹介します。
郵送書類の準備
確定申告は、わざわざ税務署に行かなくても、郵送で行えます。
まずは、e-Taxのサイトへ飛んで。
トップページの以下の部分をクリックするだけです。
あとは、該当項目を選択したり、出てきた項目に源泉徴収票等を見ながら入力するだけで、PDFのファイルとして、確定申告書を準備できます。
そのPDFファイルに、以下のような台紙が入っています。
この1枚に収まらない。
のりしろも1ヵ所しか書いていない。
どう貼るのが正解なのか。
と悩み、税務署に確認しました。
添付書類台紙への貼り方
のりしろと書いてある場所にこだわらず、上の住所と氏名（実際は空白ではなく、自分で入力した文字が記載されています）だけは隠さないようにしながら、貼りつけます。
他の文字は全部隠れてもいいとの事でした。
免許証の写し、通知カードの写し、生命保険料控除の書類等の隅にのりをつけて、取れないように、貼るだけです！
全面にのり付けしなくても、取れないように隅っこだけでいいと、聞きました。
この台紙に貼れないほどたくさんある場合は、台紙をコピーして、そちらにも貼ります。
それでいいのではないかな、と思ってはいましたが。
不備があって出し直すのだけは嫌だったので、聞いて良かったです。
郵送の仕方
送るべき書類も、e-Taxのサイトで作ったPDFに、「提出書類のご案内」として全て書いてあるので、それらを準備するだけです。
パートで年度途中退職した私は、PDFに入っている「確定申告書B」の第一表・第二表、添付書類を貼りつけた台紙のみです。
丁寧な郵送
私は、最も楽な郵送の仕方をしましたが。
丁寧な郵送の仕方を、まずはご紹介します。
A4サイズの封筒「角形2号」に上記書類を入れて、封筒には「所得税確定申告書在中」と朱書き。
また、PDFの中に「控」と印字された同じ書類もあるのでそれも入れ、返信用封筒も切手を貼り、自分の氏名・住所も宛先に書いて入れておくと、税務署から収受日付印を押印した申告書の控が返送されます。
返信用封筒は、A4の3つ折りが入る「長形3号」でいいでしょう。
定形郵便となるので、25g以内なら84円切手、50g以内なら94円なので、94円が妥当ですかね。
郵便事故に備えて、簡易書留。
角形2号は「定形外郵便」となるので、窓口で計量してもらった上で切手は貼りつけた方がいいですね。
これが、丁寧な郵送です！
私は次の楽な郵送の仕方で送りました。
楽な郵送
封筒はA4の3つ折りが入る「長形3号」。
全ての書類を三つ折りにして、入れます。
添付書類が折れ曲がっても構いません。
定形郵便なので、自宅で計量したら30gちょっとだったため、94円。
50円の切手を2枚貼っておきました。
返信用封筒も入れず、控も入れません。
2ヵ月経って振り込まれなければ、確認してみればいいかの精神です。
特に朱書きもしませんでした。
赤ちゃんを連れて窓口で色々やるのも面倒なので、そのままポストに入れて終了です。
以上のやり方でいい事も、一応電話確認しました。
ただ、税務上の申告書や申請書・届出書は「信書」に当たります。
「郵便物」（第一種郵便物）又は「信書便物」として送付しなければなりません。
くれぐれも、宅急便で送らないようにしましょう。
それさえ守れば、これ位でいいでしょう、と楽な方法で送りました。
まとめ
提出先の税務署も、住所から割り出されたのか、PDFデータに入っていました。
切って封筒に貼るだけです。
わざわざ混んでいる税務署に行くより手っ取り早いので、郵送がいいですね！
郵送する際は、消印の日付が提出日と見なされるので、注意です。
提出時期は2月16日から3月15日となっていますが、所得税の還付ならば1月1日からでいいので、さっさと済ませてしまいましょう！
マイナンバーカードを、休日に受け取る事ができるなら、ICカードリーダーも買って電子申告するんですけどね。。。
やっと確定申告を終えて、スッキリです！！！
