今回は、中学・高校生向けです(^^;
前にどこかの記事で書きましたが。
私の高校レベルは、中学の先生から「ここからここまで進学校ですよ」と言われる中での底辺。真ん中よりちょっと上くらいでしたが。
絶対に指定校推薦で大学に行く。
と決めていたので、「勉強法」を1年試行錯誤して。
定期テストの点で、学校でど真ん中150番位から、1番やら2番やら、少なくとも10番以内には常に1年かけて入るようになりました。
なので、私よりもはるか上の超進学校の学校では通用しない勉強法なのかもしれませんが。
成績を上げたいのに、勉強法が分からない。
参考までに、人の勉強が知りたい。
という人のために、私の試行錯誤をどこかに残しておきたいなーとはずっと思っていたので、ここに書いておきます(^^)
英語
どの教科でも、点数を上げるために、どんな問題が出されているかを分析します。
まぁ、だいたいこんな感じだとは思うんですが↓
- 英単語で強く発音する場所
- 穴あき・選択問題(単語や熟語を入れる。前置詞も多い)
- 日本語訳
- 英文に直す
これに全て対応するために私がやった事は。
正しいアクセントで、次のテスト範囲になるだろうページを毎日30回音読する
です。これは毎日の日課にしました。
前回のテスト範囲から次の範囲を予想して(テストが終わった直後の授業範囲ですよね、普通)。
新しく習う単語は教科書の下などに発音記号が書いてあるので、そこは予習して。
その上で、学校で先生の発音をしっかり聞いて、アクセントを覚え込み。
テスト範囲の英文、全暗記
40ページだろうが、60ページだろうが、丸ごと暗記すれば、穴あき問題も熟語もそのまま覚えているので、全て解けます。
もちろん、日本語訳も分からずでは意味がないので。
英文のそれぞれの単語を指差しながら、日本語訳もすらすら言えるようにする
この2点を、テスト2週間前までの日課にします。
1ページ30回位読めば、大体はリズムで覚えられます。
また、2週間前までに、日本語訳のみを書いた紙を準備しておきます。
2週間前に入ったら、日本語訳を見て、英文を全て書けるように繰り返すだけです。
がむしゃらにやった訳ではないです。
ベッドに寝っ転がりながら、教科書をだらだらと30回、日本語も思い浮かべながら読むだけで点数が上がるなら、それに越したことはない。
という感覚です。
毎日真剣にやるのは、疲れますから。
ヒアリングが苦手だったので、なかなか100点は取れませんでしたが。
これで9割は取れました。
ちなみに、短文の教科書も別であったのですが。
ページ数が多いとやる気がなくなる
という性質を私は持っているので。
ものすごく小さな字で、左側に日本語訳、右側に英文を書いたものを作っておいて。
ラスト2週間で、どっちからどっちを書くこともできるように練習しました。
実は、当時のその紙、まだ一部持っています。
細かすぎて潰れていますが、こーゆー感じだよと参考に張っておきます(^^;
日本語訳がところどころ空白なのは、複数通りの英文の書き方があるところです。
できなかった部分の番号だけ別紙に書いておいて、できるまで繰り返すという勉強法ですね。
息子の漢字検定勉強でも、似たような事をしていますが。
社会
社会は一言で言えば。
先生の授業をまるまるコピーできれば点数が取れます。
つまり、自宅で一人で、透明人間相手に授業をやります。
何も見ないで、先生と同じ授業ができれば、覚えているって事ですね。
ノートの完全暗記
これで、7~8割取れる印象でした。
完全暗記自体は、ラスト3週間で行いました。
ただ、英語でも書いたように、私はページ数が多いとやる気がなくなるんです。
なので、日課として、授業が終わる度に小さな字で大きな紙にノートの内容を書きました。
それを見ながら、授業を毎日透明人間相手にやります。
土日には、何も見ないで全てしゃべられるようにします。
それで、流れは憶えられるので、ラスト3週間で単語・漢字・年号等を完璧にするという手順でした。
ちなみに、ノート内容を書いた別紙の紙も、まだ一部持っています(笑)
一部拡大↓自分用なので字は酷いですが。
透明人間相手に授業をして、「忘れた!」と思ったらコレを見て思い出すという形です。該当箇所をノートをめくって探すのが面倒だったので。
ラスト3週間で、黒板の代わりに不要紙に授業をやりながらこれを書いていって。
授業を、完全再現できるようにします。
プラス、ラスト3週間でテスト範囲の資料集や、教科書に載っている図等も覚えて、9割取れるという印象でした。
他の教科
数学、理科は、私は文系クラスだったので、そこまで応用は出ず。
ノートの完全理解、教科書や問題集を完璧に解けるようにする。
というだけで、点数は取れました。
ひたすら繰り返しです。
ただ、ミスが発生しやすいのが、数学。
「計算途中の足し算・引き算すら神経を使って確認する」のが大切だと思いました。
国語は、漢文なら漢字だけ書いた紙をパソコンで作って。レ点やら日本語訳やらをすらすら書けるようにして。
古文なら、英語と同じように現代語訳と古文をどっちからどっちにもできるようにしておく。
現代文は授業の理解と、テスト範囲の文章に出てくる「漢字」は全て完璧しておく。
という対応で9割取れた印象です。
文章題は「何となくこれを解答にしました」とは先生も言えない。
「ここにこう書いてあるから、これが答です」と言える問題しか作らない。
この問題を作るにあたって、先生はどこを根拠としたかったんだろうか、という視点で見ると、解きやすかったです。
どの科目でも、記憶するというのは大変なのですが。
大体の内容は音読で、リズムで記憶。
細かい単語等の「書きの部分」は、息子の漢字検定勉強のように、できたところは〇、できなかったところは✖をつけて次の日もやるという形で地道に覚えていくしかないかな、と。
自分がいかに忘れやすいか、を自覚するのが暗記の近道ですね。
rakuni-kosodate.hatenablog.com
まとめ
上記に挙げたのは、あくまで勉強法の一例ですが。
- どの部分からどんな問題が出るのかを、分析。
- それに基づいて、100点を取るにはどこを覚えなければならなかったのかを洗い出し。
- その部分を確実に覚えられる、自分に合った勉強法を模索する。
この3点で、テストの点数は上がっていくと思います。
3つ目がもっとも重要で、そのために必要なのはやる気ですね。
小学生・中学生時代は、無理して実力以上の力を出しても後で息切れするわーとやる気もなく、この3点ともやっていません。
なので、息子にも何も言いません。
「点数上げたいんだけど、どうしたらいいと思う?」と聞かれたら、答えようかなーという位です。
まぁ、成績を上げるには、テストの点数以外に、100%宿題提出や積極的な授業態度も必要だとは思いますが。
授業態度は、高校だとそんなに積極的な人はいなかったので、真剣な顔で聞く(寝ない)位しかしていませんねー・・・。
ちなみに、主要科目は努力次第で5段階で5は取れるんですが。
体育は、そうもいきません。
才能が・・・。
体育には、その日の反省点等を書く、それ用のノートがあり。
翌日に提出が必要で。
そこに、反省点以外にも、その運動の意義やらルールについての考えやら何やらをネットで調べたり、考えたりして、ノートを埋め尽くす事で、無理やり3を4にしていました。
3の人は、どうしたって5にはならない。
どう頑張っても、どうにもならない。
それが体育でした。
悲しい・・・。