私が長男を産んだのは、28歳でした。
いわゆるアラサーですね。
そして、今回次男を産んだのは、38歳。
アラフォーです。
今は、40代育児に入りました。
精神的に違いは、ほぼないのに。
それなのに、違いは大きいんだな、とつくづく感じます。
知っているか、考えていなかったかは大きく。
色々とデメリットも覚悟した上で、臨みたかった部分も大きいので。
(結果は変わっていないでしょうが)
それを、文字にしておこうと思います。
アラツー育児のメリットとデメリット
私は経験していません。
ただ、ママ友としては、20歳ちょうどのママを含めて何人かいました。
メリットは、やはり若さでしょう。
バイタリティーが違うな、と感じました。
活動的で、色んな集まりにも出かけるママが多く。
旦那との出会いなどの恋バナなんかもしちゃったり。
「大学生と同じ年齢だもんなぁ」
と、よく思いました。
一緒のサークルで、部室でしゃべっているような気さくさがありました。
2人目の子供も、年齢的に焦る必要がないのはいいですね。
デメリットは、「友達が遊びまくってる」話が聞こえてくることでしょう。
専門や短大、大学に行った友達の合コンの話とか、徹カラの話とか、色々耳に入ってくるので。
「自分も行ってたら違ったのかな」
という言葉も、聞きました。
旦那さんも年齢が若いと、「給料がまだ低くて」という声もありましたが。
年齢関係なく、うちも低いですからね!
年齢関係ないですね!あはは。
他にも、自分が仲間内で1番先に出産すると、おさがりがもらえず全部新品で買わなきゃいけなかったりしますね。
こちらは、次の項目で書きます。
家事育児を肩肘張らず抜くところは抜いて、いい意味で適当にしているママもいれば、力を入れ過ぎて過労で倒れたママもいて。
精神的ケアが必要なママも、もしかしたら他の年齢層よりは少しだけ多くなっちゃうのかもしれません。
アラサー育児のメリットとデメリット
私が出産したのは、20代後半で。
それでも、若い方でした。
出産が早めだと、おさがり等はもらえず、全部新品です。
若いと、子供が小さいのに結婚式に呼ばれることも多いし。
お祝い金も、「結婚している身」で出す場合と「親元で暮らしている身」では違う。
正直、旦那の妹から1円ももらってないのに、こちらからは結婚や出産祝い金をじゃんじゃかじゃんじゃか出すのは、ちょっと割が合わない気がしてしまいました…。
人間的に駄目ですかね、私。
まぁ、言わないから、セーフですよね!
デメリットは、その程度しかないかもしれません。
メリットばかりで、自分が恵まれていることに気づかずにいました。
アラサー。
30代前半。
親が元気である可能性が、高いですよね。
定年が65歳であれば、まだまだ現役で働いていることも多いでしょう。
子供へのお祝い金も、当たり前のように多めにもらえて。
遊びに行けば、いらっしゃいと出迎えてもらえて。
お小遣いをくれることもある。
里帰り出産も、当たり前のようにしている人がたくさんいますよね。
親に助けてもらっている(いた)。
そういう人は、結構いると思います。
当たり前のことすぎてメリットだとも感じずに、そのありがたみを享受していたんだと、今になって思います。
アラフォー育児のメリットとデメリット
私が38歳で、妊娠中の時。
母が、くも膜下出血で倒れました。
死ぬか生きるかで、何とか生き延びたものの、左半身麻痺です。
リハビリでの回復にも個人差があり、母はもう補助なしでは歩けないだろうと言われています。
私は里帰りを長男の時に選びませんでしたが。
選ばなかったのと、選べないのとでは、意識が違うな、と。
いざという時に、頼れないだけでなく。
いざという時に、自分が介護する側に立つ。
これが、大きなデメリットかな、と。
親はずっと元気な気がしてしまう。
特に自分の祖父母が90歳過ぎて元気に生きていては、尚更そう思う。
自分の祖父母よりも先に、自分の親がどうにかなるなんて、理屈では分かっていても、きちんと分かっていなかったんだな、と思います。
40代が近くなると。
喪中葉書の中に、親が亡くなったという内容のものが1~3枚ほど、毎年届くようになります。
亡くなるまでいかなくても、「親が癌になった」や「癌が転移していた」といった話がママ友からもちらほら聞こえてくるようになります。
そういえば、と思い出すんです。
長男を保育園に預けていた時も、アラフォーのママ友から「親が要介護で」とか「要支援で」といった話をちらほら聞いたな、と。
その時は大変だな、いつか来る未来かなーとぼんやり思ったくらいでしたが。
アラフォーで産むということは、「乳幼児育児中に、親が亡くなったり要介護になる可能性が高くなる」ことなんだ、とやっと気づきました。
その覚悟を持った上で、出産しないと、いざという時に動揺しすぎて育児が疎かになってしまうかもしれません。
出産する時、ある程度「死ぬ覚悟」を持って女性は出産すると思いますが。
そういったことも、覚悟しておくべきだったと思います。
左半身麻痺でも、何とか配膳さえしてもらえば自分で食べられるし、排泄も特別な足にはめる装具をつけて自分でできるので、父親に老々介護をしてもらっています。
何が何でもコロナに感染しては困ると、今は誰も来ないでほしいと言われ、しばらく会っていません(動画は送りあっています)。
ただ、父が一時期入院になって、母の一時施設入所など、色々ありました。
全て独身の弟が対応してくれましたが、少し前に転勤しました。
もし弟がいなければ、生後2ヵ月だった次男を抱えて私が動くしかなかったかもしれません。
色々とその後もあり、私が息子と旦那と一緒に夜遅く行かなきゃいけないこともありました。
もちろん、そういったことが何歳でくるのかは人それぞれですが。
可能性が高くなることを、念頭に置いた方がいいですね。
そして、もう1つ大きなデメリット。
老化でそもそも、なかなか妊娠しませんでした。
rakuni-kosodate.hatenablog.com
そして、最近、あまりにも生理の量が多くてですね。
夜用スーパーと夜用タンポンで2時間半もたないくらいで、ですね。
夜中、頻繁に生理の時にトイレに行かなきゃいけなくて、ですね。
子宮腺筋症と診断されました。
この話は、また後日書こうと思います。
何が言いたいかって。
自分も健康ではいられないかもしれません。
ってことです。
30代後半から、子宮頸管ポリープは3回位できるし。
子宮筋腫は4センチだし。
よもや、よもやです。
そして、考えてもみて下さい。
自分が40歳で産んで、子供が40歳で子供産んだら!
孫ができた時に80歳ですよ!!!
里帰りしたら、とか言えませんよね、もー。
自分を助けてくれって感じになりますよね。
自分の育児では、親に助けてもらえず、
子供の育児も手伝ってあげられないかもしれない。
その可能性が上がるのが、アラフォー育児なんだなって。
最近、つくづく思うんです。
私は親と、そんなに仲が良いわけではなく。
里帰りもしなかったし、預けることもなく。
正月やお盆やゴールデンウィークなどに日帰りで挨拶に行くくらいでしたが。
健康でいてくれるだけで、ありがたかったんだなぁって、つくづく思います。
高齢出産は、やはり障害児の確率も上がりますし。
親が要介護で自分の手伝いも必要で、子が障害有で、自分自身も健康ではなく、自分の兄弟の助けもなかったら、過労で倒れそう。
ただ、アラフォー育児の心の余裕感は半端ないですよ♪
孫の育児でもしているかのように、可愛い可愛いと思っているうちに、時間が過ぎていきます。
まだ単語はしゃべらないし、発達障害は可能性としてありそうだなーとは思いますが。まぁ何とかなるでしょって、とりわけ悩んだりはないですね。
2歳までの発達を見て、考えればいいでしょ的な。
私が住んでいる地域での話ですが。
手帳をもらえれば、私立の認可保育園でも加配の先生はつくけど。
手帳がもらえない程度の軽度であれば、つかない。
診断がつけば手帳がなくても「市立」の保育園であれば加配はつく。
そっちを狙うか、加配の先生がつかなくても何とかなりそうなほどの軽度であれば私の工夫次第でまぁ、何とか。
それなりそれなりであれば、療育に通うことになる。
というくらいの前知識だけは、ちょっと長男の時に色々あって知ってはいるんで。
(いつか長男がブログを読む時がくる可能性もあるので、深くは語りませんが)
まぁ、今は悩まずに愛情をかけていこうかと。
これは余談ですが。
私が39歳だった先月以前に、ですね。
長男が友達から「親って何歳?」って聞かれて「39歳」って答えたら「若い!」って言われたらしいです。
次男が小学6年生になった時に聞かれたら「50歳」って答えることになるんですよね。
「マジ!?」って言われそう。
先月誕生日が来て。
40歳になりまして。
上記のようなことを、つらつらとお風呂で考えていたので。
せっかくなので、書きました。
長男が小さい時には、育児サークルに行き、育児サークルを作って毎週開催し、ママ友がママ友をどんどん連れてきて知り合いが増え、ベビースイミングや親子教室などにも行き、途中から保育園にも通って役員などをやる中で知り合いも増え。
アラツー・アラサー・アラフォーのママ友がたくさんいて、話も色々聞きました。
それでも、アラフォー育児の環境について、深く考えたりはしなかったんですよねー。
もう産まない!って思ってたからかなぁー、やっぱり。
子供が可愛すぎて、我慢できなくなったけど。
今はやっと、公園でよく会う顔見知りのママが2人だけできました。
連絡先を知ってるのは1人だけ。
疲れるし、もう、それくらいでいいかなって思います。。。
これも、年ですね(^^;