私は、20歳頃から40歳近くの今まで、虫歯になった事がありません。
虫歯菌が少ない訳ではないんです。
10代の頃は、チェックしに行くと、初期の段階でたまに見つかり。
それどころか、歯茎の状態が悪くて。
歯磨きの度に、血が出ていました。
腫れて、切開して、膿を出す事すらありました。
歯医者による、徹底指導。
染め出し→ダメ出し→染め出し→ダメ出し
の無限かとも思える、エンドレスループ。
その中で。
いかに短時間で!!
歯医者に褒められる程に、綺麗に磨けるか!!
を試し続けた、苦労の日々。
そして、今の私にとって。
歯医者とは、褒められる場所!!!
になりました。
育児ブログなので、赤ちゃんの歯磨きも合わせて、書こうと思います。
赤ちゃんの歯磨き(1歳頃まで)
歯が生えてきたら、口の中に歯ブラシを入れる事には慣れてほしいので。
ベビー歯ブラシでチョンチョンして。
ガーゼのハンカチで、しっかりと拭く。
上下合計8本くらいまでは、これだけで十分ですね。
歯磨き粉は、ぶくぶくぺができるようになってからで、いいかと。
歯磨き慣れと、習慣化。
これが最も大事です。
ただ、歯ブラシを持ちながら、歩かせないように気を付けましょう。
事故の元なので。
本格的な歯磨き(1歳~大人)
どの部分を意識して磨くかで、歯ブラシと補助器具を使い分けます。
それぞれに役割があって。長所と短所があります。
子供の場合は、「自分でやれる」と言うまでは歯ブラシのみでいいかなと。
親が仕上げ磨きをする時は、以下の全てを行います。
「それが普通」だと思ってもらうために。
歯ブラシで「面」を磨く
まずは、歯の「面」を意識して磨きます。
この青部分ですね。
歯茎を傷つけないよう、鉛筆持ちがお勧めです。
歯の「面」部分を徹底的に磨くため。
- 固さは普通(幼児はやわらかめ)
- 歯先は真っ平の「平切型」
- ヘッドは小さいもの
で、横と上、全包囲の「面」を磨きます。
子供は、奥歯の上部分を忘れやすいので、気を付けて下さい。
基本横向きで、「2本ずつ位を10回程度小刻みに動かしたら次の歯」と進んでいきますが。
最後は前歯の裏・表を縦で磨きます。
歯並びが悪くて、段差がある場所も縦ですね。
ここまでで、私の場合約4分です。
ワンタフトブラシで「歯と歯茎の間」を磨く
次に、歯と歯茎の間をワンタフトブラシでなぞるように磨きます。
筆のようにヘッドが小さいブラシですね。
私はプラウトのワンタフトブラシが絶妙な長さなので好きで、紹介している4本セットではなく、24本セットを買っています。
磨くのは、この青の部分です。
歯茎の中にブラシを入れるように、真横からではなく「上から差し込むような角度」でなぞっていく(かき出していく)イメージです。
「1本の歯と歯茎の間を7回位なぞったら次の歯へ」のイメージです。
最奥歯の裏側の「面」も、ワンタフトブラシで磨きます。
歯ブラシでは届きにくいので。
奥歯の上側の溝も細かい傷のように入り組んでいて、歯ブラシでは取り切れないので、ワンタフトブラシでも磨きます。
子供が最も虫歯になる場所が、そこですね!
ただし、小学生の頃に虫歯になって、銀歯が被せてある私の場合は、歯ブラシで十分取れるので・・・思い出した時に一応磨く位ですが。
だいたい、2~3分ですね。
歯間ブラシで「歯と歯の間の隙間」を磨く
大きな隙間にはまった大きな食べカスを取ります。
歯間ブラシが入る箇所は、全て入れて磨きます。
ただ、歯間ブラシ。たくさんのサイズがありますね。
それぞれに合ったサイズを使い分けて、と歯医者さんには言われますが。
正直面倒なので。
「全ての歯と歯の間」に入る、最小のサイズで、全てを取り切るように、全箇所10回ずつ位で出し入れしまくっています。
まるで、コントローラーのAボタンを連打するかのごとく、高速に!
・・・早く終わらせたいし。
高速で次の歯に移りすぎて、歯茎にぶっ刺して血が出た事が何回かありますが。
子供相手の時は、ちゃんと丁寧に磨いています。
歯間ブラシは、真っ直ぐになっているものより、角度がある方が使いやすいです。
こーゆーのですね。
子供だと、この最小サイズ4Sがギリギリ入るところがあるよねって位かなと。
なので、息子は4Sを使っています。
ただし、細すぎて折れやすい。
私自身は、3Sで全ての箇所が入るので、3Sを使っています。
入らない箇所がある人は、そこだけでも下記のY字フロスを使った方がいいと思います。
だいたい、1分位で終わりますね。
Y字フロスで「歯と歯の間」を磨く
最後に、Y字になったフロスで、歯と歯の間を磨いていきます。
ただのデンタルフロスでは、口に入れる角度が子供には難しいですし。
Y字が使いやすいですね。
歯に沿わせるように、上下に何度か動かします。
食べカスが取れたら、もう1度ついたらいけないので、都度洗います。
ただ、「全ての歯と歯の間」に上記で紹介した「歯間ブラシ」が入るなら、これは省略してもいいかな、と勝手に思っています。
私は省略しても「磨けている」と歯医者さんから言われたので、今はしていません。
子供だと口が小さくて、歯間ブラシが入らない箇所が多く、これは必須です。
歯垢と歯石と歯磨き粉とジェットウォッシャー
上記全てを行って、10分かかりません。
面倒なら、朝は歯ブラシのみ、夜だけこの全てでもいいと思います。
昔は本当に歯茎の状態が悪くて。
歯医者に行く度に、麻酔をした上での歯茎の清掃をして。
もう、拷問でしょコレって思ったものです。
その経験をしっかりと息子に語り。
当然のように、この通りに磨いていて虫歯はありません。
ただですね。
食後およそ4~8時間位で、ねばねば~な歯垢が作られてしまい。
約2日で歯垢は歯石に変わり、歯ブラシでは取れなくなる。
歯医者でしか取れなくなるんだ、と言ったら。
「なら、1日1回しっかり磨けばいいんだよね」
と、夜以外、息子はてきとーになってしまいました・・・。
あーあ。
ちなみに、うちでは仕上げ磨きは小3でやめました。
矯正で毎月歯医者に行くので、チェックもしてもらえるし、というのもあります。
ちなみに、歯磨き粉ですが。
子供が自分自身で磨く時は歯磨き粉ありでもいいんですが。
仕上げでは、ない方がいいと思います。
試しに、寝っ転がって、歯磨き粉をつけて自分の歯を磨いてみて下さい。
喉まで唾液まじりの歯磨き粉が下りてきて、気持ち悪いと思います(笑)
早く終わらせてよ、となってしまう。
ありなら、寝転ばせずに座った状態で、ですかね。
ただ、気を付けたいのは。
歯磨き粉の味が口の中に広がるだけで、歯を磨いた気になってしまうので。
少なくとも、発泡剤入りは歯磨き粉はやめた方がいいです。
歯磨き粉自体、なしでもいいくらいです。
大人も同じ理由で、発泡剤無しの歯磨き粉をお勧めします。
うがいの回数は、何回もやった方が気分がいいんですが。
フッ素入り歯磨き粉だと1回にしておかないと、洗い流されて効果がなくなるみたいですね。
でも、1回って、気持ち悪くありません?
そもそも、子供が磨いた後に、また親が仕上げするのでは。
最低でも2回になってしまうし。
1回のうがいで、食べカスが全部口の外に出ない事だってありますし。
何かを2~3時間の間、飲んでもダメだし。
フッ素を残したいなら、全てを終えてから、もう1回歯磨き粉を歯ブラシで行きわたらせてから、うがいを1回して、その後水も飲まないって事になるんでしょうね。
うちでは、もうフッ素の事は考えていません。
ジェットウォッシャーも使っているからです。
どれだけ歯磨きが趣味なんだって感じですが。
ジェット水流で食べカスをはじき飛ばすので。
矯正をしている子供にも、お勧めらしいですね。
うちはまだ、取り外し式の矯正なので、矯正ありで試した事はないんですが。
いつか、ハリガネ式になって試したら、またどうだったか書こうかな。
あ、ちなみに、ジェットウォッシャーはお風呂で使った方がいいです!
水流、結構すごいんで(^^;
上記のように、色々補助具もあって、準備するのも面倒かとは思いますが。
歯医者って、予約取るのも大変ですし。
何かあれば、通わされますし。
歯ごときに、煩わされたくないんですよね。
時間を、歯医者にも痛みにも取られたくない。
1日10分以下で、面倒事から解放されるなら、安いものかなと思います☆