今、小4の息子は実は軽度の色覚異常です。
普段は全く気にしませんが。
ふとした瞬間に、そうだったなーと思い出します。
今回はただ、一昨日に書いたように、私が年とってモスキート音の一部が聞こえなかったことで。
色だけではなく音までも同じものが聞こえないというのか!
と感じた事で、思い出したのですが。
いつ、どんな風に息子に話したのかを書いておこうかな、と。
色覚異常とは
網膜にある視細胞(錐体)に異常があるようです。
L錐体に異常があると一型色覚とか。
M錐体に異常があると二型色覚とか。
S錐体に異常があると三型色覚とか。
色々あるみたいですが。
難しい事は、いいんです。
要は、色の区別は単体ならつくんです。
「この色は赤だよ」って教えられて育っているので。
その色が赤だと思ってるわけで。
「この色何に見える?」
の質問はちょっと的外れなわけですね。
ただ、大多数の人と見え方が違っているので。
近似色が人と違う。
他の人にとって全く違う色が「近似色」になっている。
という事が起こるわけです。
チェックしたい方は石原色覚検査表で画像検索すると、山のように出てきます。
気づいたきっかけ
息子は「赤系統、緑系統、茶系統」が近似色に見えます。
なので、保育園のお絵かきで気づきました。
さつまいものお絵かきだったのですが。
さつまいもが1人だけう〇こ色だよ!
という現象が起こったわけですね(^^;
まぁ、私の弟が色覚異常なので、覚悟はしていましたが。
やっぱりねー、と。
色覚異常はX染色体に存在するので(X’とする)。
男性の性染色体はXYだから、XがX’だった時点で色覚異常。
女性の性染色体はXXだから、1つX’で保因者。
2つX’で色覚異常となります。
息子に出て、私が違うって事は、私は保因者って事が確定したわけです。
いつ告知するか
小1の時にも、やはり「種の観察」で種を緑色に描いた事もあり。
低学年の時は「んー?」で終わる事も。
小3位になったら「おかしいよ」と友達に言われるかもしれない。
というわけで、うちは小1の途中で伝えました。
「クラスにアレルギー持ってる子いるじゃん」
「同じように、アレルギーみたいな命に関わるようなんじゃないけど、実は色覚異常ってゆーのを長男くんも持ってるんだよね」
「20人に1人はそうなんだけど」
「お母さんと、長男くんの見てる色って、実は違うんだ」
「この色とこの色(クレヨン持って)、似てるように見えると思うけど、お母さんにとっては黒と白の違い位に全然違う色なのよ」
「だから何だって感じだと思うけど」
「これから種を緑で描くと、おかしいよーって言われたりとかあるだろうし」
「種は茶色、さつまいもは紫で描くって、もう覚えちゃって」
「他にも覚えちゃった方がいい色が、出てくると思う」
「あとは、わずかだけど、なれない職業がある」
「例えば、犯人は緑色の服なのに、茶色だって勘違いしちゃうかもしれない」
「だから警察官にはなれない。検査されて落とされる。他にもいくつかある」
「もし、なりたい職業が出てきたら、すぐに相談してね」
という事を話しました。
まぁ、軽度なので。
信号もしっかり見わけがつくし。
カードゲーム「UNO」でも色を間違えた事はないし。
生活に支障はないのですが。
やっぱり、色鮮やかな緑や赤の景色を見た時に。
息子と同じ色を見えていないってゆーのは、寂しいですね。
紅葉狩りで感動する、みたいなのは、ないのかなぁって。
まぁ、花火で感動できるからいいんですけど!
やっぱり景色で感動を共有したいって思いもあるので。
近所で花火大会がある時は、0歳の時から欠かさず毎年行ってます♪